携帯で読むのは危険です。
えっらい長いため。
うちの構成を例に語ります。
①Cドライブ : Windows XP
①Cドライブ ; Windows Vista
②Dドライブ : TEMPフォルダ、インターネット一時ファイル、ページファイル
③Eドライブ : 各種ソフトウェアインストール先
③Fドライブ : マイドキュメント、マイミュージック、マイピクチャ、デスクトップ
②Gドライブ : 適当にファイル保存したり
④Hドライブ : 適当にファイル保存したり
④Iドライブ : バックアップ保存
ハードディスクを4台搭載。
①~④はその割振り。
数字は物理的なドライブ。
アルファベットは論理的ドライブ。
【Cドライブ】
普通にWindows XPをCドライブにインストールしてあります。
Cドライブ以外にインストールしてしまうと不具合が出るソフトがあるためです。
XPとVistaともにCドライブとなっています。
これは排他使用のため。
XP上ではVistaは非表示、Vista上ではXPは非表示となっています。
まあ、Vistaは使ってないためいずれ削除の可能性があります。
【Dドライブ】
各種ソフトウェアのインストールCD/DVDは圧縮されている場合が多々あります。
そこでまず解凍作業が行なわれます。
C:\Documents and Settings\..\TEMPがデフォルト解凍先です。
が、これを変更しD:\TEMPに変更。
各ホームページ観覧するソフト(WEBブラウザ)で使用する一時ファイルを保存。
同じホームページを見る場合、いちいち毎回ダウンロードしにいくのは手間です。
そこでハードディスク内に保存してしまいます。
インターネット一時ファイルなんて言いますがそれの保存先です。
ハードディスク←→メモリ←→CPU このような形でパソコンは動作します。
GOMプレイヤーで例えてみます。
デスクトップのGOM Playerアイコンを右クリックしプロパティを出してください。
リンク先がGOM.exeになっているはずです。
これはGOM Playerアイコン実行=GOM.exe実行を表します。
WクリックしGOM Player起動と。
これはメモリ内にGOM Playerを展開するという動作です。
そして動画を再生する場合、映像と音声データもメモリに移動されます。
しかし、メモリは搭載量が限られています。
メモリ搭載量を超えるデータを展開しようとした場合、Windowsは不要なメモリ内のデータをハードディスクへ退避します。
この退避したメモリ内データをページファイルと呼びます。
ちなみにハードディスクとメモリでは速度的に100倍程度の差があります。
ハードディスクは圧倒的に遅いです。
【Eドライブ】
ゲームにしろワープロにしろC:\Program Filesにインストールが通常です。
これに細工をしてE:\Program Filesに変更と。
Windowsがぶっ壊れてもソフト側がぶっ壊れるのを防止するため分けてあります。
【Fドライブ】
Windowsでなんらかのファイルを作成した場合マイドキュメントに作られることが多いです。
スタートボタン雄とマイドキュメントってありますね。
そこです。
同様に音楽ファイルはマイミュージックに。
絵はマイピクチャに。
色々なファイルの標準保存先ですね。
【GHドライブ】
適当に使ってます。
動画の変換とかもするため用意してあります。
【Iドライブ】
Windows、各種ソフトウェアのバックアップ保存先です。
異なる物理ドライブなため、1台が壊れても即復旧可能に。
【まとめ】
なぜこんなに分割してあるか解説します。
ハードディスク1台(物理的)に複数のドライブ(CDEなど、論理的)を作成できます。
残念ながら、複数の論理ドライブへのアクセスは不可能となっています。
が、複数の物理ドライブへのアクセスは可能です。
GOM Playerを実行したとしましょう。
拾った動画を大量に同時再生するとします。
当然、大量に映像、音声ファイルがメモリに転送されます。
ということは、不要なメモリデータをハードディスクへ転送となります。
ページファイルへの転送ですね
物理ドライブが分かれている場合、一気にアクセス可能となります。
こんな感じですね。
①Cドライブ : Windows XP
②Dドライブ : ページファイル
③Eドライブ : GOM Player
④Hドライブ : 動画
論理ドライブが同一物理ドライブに存在する場合、待ち時間が発生してしまいます。
が、物理ドライブが異なる場合、一気にアクセス可能と。
長々と解説してますが、ここまでやるのはかなりの効率厨だけです。
ハードディスクを4台も積み込む人間も希です。
ここまでやれとは言いません。
【二号機、三号機割り振り】
一号機以外は物理ドライブは二つしか付けてません。
①Cドライブ : Windows XP、各種ソフトウェアインストール先
②Dドライブ : TEMPフォルダ、インターネット一時ファイル、ページファイル
②Eドライブ : マイドキュメント、マイミュージック、マイピクチャ、デスクトップ、Cドライブバックアップ
①Fドライブ : 適当にファイル保存したり
Eドライブのデータは消失しても支障のない物ばかり。
よってバックアップしてません。
一般人にオススメの割り振りだと思います。
DVDのピーコする時なんかも物理ドライブ二つの方が時間短縮できます。
コスト的に二層DVDを一層DVDにする必要があります。
プロテクトを外すため一旦ハードディスクへコピーする必要があります。
そこから間引きや画質、音質をわからない程度に劣化されせダイエットして貰います。
加工元と加工先が同じ物理ドライブの場合、同時アクセス不能なためスムーズに進みません。
こんな感じで物理ドライブは二台以上あった方が良いですね。
DELLではハードディスク増設しても修理拒否されることはありません。
最もコストパフォーマンスの良い320GBが9000円程度で購入可能です。
ゲームなど同様インストールし動作させます。
こちらはハードウェアファイアーウォールより詳細設定が可能となっています。
ハードウェアの場合、決まったポート番号以外をブロック。
ポート番号の合致しない通信をブロック。
かなりおおざっぱです。
ソフトウェアの場合、ソフトウェアごとにどのポートを使用可能か設定可能です。
ネトゲーじゃないんですけどイースで例えてみます。
イースがポート1122番を使うソフトだったとします。
イースが1122番以外での通信を試みた場合、その通信を遮断します。
また、イース以外が1122番を使用しようとした場合も遮断することが可能です。
英雄伝説が1122番を使おうとしたとしましょう。
1122番はイースなのに・・・おかしいぞと。
1122番はイース以外はつかえなくしちまえっ!と。
厳密に言いますと同じポートを使うソフトは多々あります。
単なる例えです。
ソフトウェアの弱点は停止することが可能な点です。
なんらかの方法でソフトウェアファイアーウォールプログラムを実行してしまったとします。
ソフトウェアだけの場合、全てのポートが開いてしまいます。
カモーーーーン!!ハッカーーーーーー!!いらしゃーーーーーーーい!!となるわけですね。
ファイアーウォールなしでいくならDVDドライブの開閉をこちらでしてあげますよ。
ディスク交換の際、お電話いただければ・・・。
ついでにソフトウェアでは若干の漏れもありますね。
ごく少量のデータは流れてしまいます。
あらかじめ決まっているポート番号以外を完全遮断します。
バインド規制なんて機能もあります。
相手と同じポート以外での通信の遮断です。
相手(12番)、こちら(25番)でメール送信をしようとしたがルータ遮断。
メールに使うのは25番ポート。
なのに相手は12番。
あやしいですね~ってことでブロックブロックと。
専用機器でこの作業を行なうため、PCへの負荷が一切かからないのが特徴です。
ソフトウェアファイアーウォールのようになんらかのプログラムで強制停止されることも不可能。
ルータに組み込まれているため、不意にルータの電源が切れても安心。
なぜならルータの電源オフ=インターネットからの切断のため。
ネットに繋がっていないPCへの不正侵入は不可能です。
火災時炎を遮る分厚い壁(扉)ですね。
ネットからの不正侵入を遮断する機能をファイアーウォールと呼びます。
道路に三車線や四車線とあります。
3つ、4つに区切られていると。
インターネットに接続した際、道路の車線のように0~65535分割されます。
これをポートと呼びます。
ホームページを観覧する際、80番ポートを使用。
メール送信時、25番ポートを使用。
メール受信時、110番ポートを使用。
このように使用目的で固定されたポートが存在しています。
この決まったポート以外を遮断するのがファイアーウォールです。
25番ポートは他者の25番ポートとしか繋がりません。
ちなみにソフトウェアによるファイアーウォール。
ハードウェアによるファイアーウォールと二種類あります。
余談です。
Winnyでの情報流出事件が多発しています。
ルータ、ファイアーウォールの設置を怠った人間が起こしている事件です。
ということは、1回線で1台しか接続できないと。
これを回避するのがルーティングです。
グローバルIPアドレスでは、12桁のうち、頭3桁の010、172、192は使用できない決まりがあります。
これらをローカルIPアドレスと呼びます。
まずはプロバイダから貸し出されるグローバルIPアドレスをルータが取得。
そのルータに繋いだPC、PS2、PS3などにルータがローカルIPアドレスを割り振ります。
そして、ルータが目的の機器へのデータ送受信を割り振ってくれると。
1グローバルIPアドレスでもルータを使うことにより、複数機器をインターネットに接続可能なります。
これをroutingと呼び、routingを行なってくれる機械をrouterと呼びます。
これってインターネットに接続する以外意味のない機械と理解できましたか?
で、ついでにインターネットで役に立つファイアーウォール機能も付けちまえと。
現在生産しているルータには、ファイアーウォール機能が必ず付いています。